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SUNNY 資料室

SUNNY資料室ですが、今後はDATSUN1200 AsiaのSUNNY wikiと内容が類似してしまうので、
今後の更新はこちらの資料室でなく、SUNNY wikiを随時していくので、そちらをご利用ください
ダットサンの由来 DATSUNの誕生について
「DATSON -ダットソン」は、昭和6年8月に日産自動車の前身である「ダット自動車製造」で生産されました
「DAT]とは、ダット自動車製造のさらに前身の「快進社」の出資者である田健次郎(D)、青山禄朗(A)竹内明太郎(T)の
頭文字を組み合わせたもので「DATSON -ダットソン」は「快進社」で生産された「DAT CAR」の息子という意味で
命名されたそうです
総和7年には「SON」を太陽の「SUN]に変更し、以後「DATSUN - ダットサン」が日本のトレードマークになったそうです
サニー君は何人? 日産自動車お客様相談室さまから公式に頂いた見解をコピーします
〜〜〜ここから〜〜〜
サニーのマスコットキャラクターは「サニーくん」という名称でそもそもは1970年代頃作られたとのことです
形体としては、鼠とも兎ともつかぬ動物で、体の色は黄色に、オレンジの縞が入っています
特定の動物をかたどったものではありません
最後に使われたのは1997年5月のポストマイナーチェンジの時に、
TVのCMで使用したり、キャンペーンでぬいぐるみをプレゼントしたりしていました
〜〜〜ここまで〜〜〜
B110用のマスコットのようですが、実際新車の購入の際に配られた景品はB210の時のようです
サニーエンブレム
サニーの歴史は’66/4(昭和41年)にB10型が登場し最終B15型が’04(平成16年)までおよそ40年の歴史があります
B10型 ’66/04(昭和42年)〜’70/04(昭和45年) FR駆動 A型エンジン
B110型 ’70/05(昭和45年)〜’73/04(昭和48年) FR駆動 A型エンジン
B210型 ’73/05(昭和48年)〜’77/09(昭和52年) FR駆動 A型エンジン
B310型 ’77/10(昭和52年)〜’81/09(昭和56年) FR駆動 A型エンジン
B11型 ’81/10(昭和56年)〜’85/08(昭和60年) FF駆動 E型エンジン
B12型 ’85/09(昭和60年)〜’89/12(平成01年) FF駆動 E・CA型エンジン
B13型 ’90/01(平成02年)〜’93/12(平成05年) FF駆動 GAエンジン
B14型 ’94/01(平成06年)〜’99/04(平成11年) FF駆動 GA・SRエンジン
B15型 ’99/10(平成11年)〜’04/10(平成16年) FF駆動 QG・SRエンジン
B20型 ’67/02(昭和43年)〜’70/01(昭和45年 FR駆動 A型エンジン
B120型 ’70/02(昭和45年)〜’94/03(平成06年) FR駆動 A型エンジン
SUNNYサニーという名前の由来
「太陽がいっぱい」と言う意味
一般公募により、応募総数848万3,105通の中から名づけられたそうです
公募決定の時点ではなんと 「サニー」 は 「ソニー」 により商標登録されていたので、ソニーからの許諾をとった上で商標とした
雑学で「魔法使いサリー」は元々は「魔法使いサニー」だったらしいのですがこちらは日産サニーが既に発売されていた為に、
日産からは許可は貰ったららしのですが「ソニー」からは貰えずに「サニー」から「サリー」になったそうです
DATSUN SUNNYの資料 所有している貴重な資料を一部公開します

おもに車両紹介をしています

随時増やしていきますので
気長にお待ち下さい



※肖像権や著作権にふれる場合は
速やかに記事を削除しますので
ご一報いただけますよう
お願いします
管理人より
当方資料内容(全て原本につき欠品ページがあるおそれあり)
・B10型サニーパーツマニュアル(前期版と追加版)
・B110型パーツマニュアル(B110版とPB110版)
・B210型パーツマニュアル(B210版とPB210版)
・B10型サービス週報
・KB10型取扱い説明書
・B110型整備要領書
・B210型整備要領書
・B310型整備要領書
・F5C56A型ミッション整備要領書
・A型エンジン キャブレーター使用整備要領書
・NAPS A型エンジン整備要領書
・B310型チューンナップマニュアル
・B310型電気回路配線図
ここまではすべて日産自動車発行のオリジナル品
・B110型整備要領書(復刻版)
・日産ファーストシステム
・その他旧車パーツマニュアル電子版
随時公開予定ですが、仕事の合間作業のため、期待はしないでください
こちらのリンクで見たい車種を選択してください
B10 B110
B10型サニー
B10 2Dセダン 写真左
DATSUN SUNNY 2 DOOR SEDAN
MODEL B10 ('66)初期型













写真左
DATSUN SUNNY 2 DOOR SEDAN
MODEL B10 ('67)
B10 2Dセダン最終型 写真左
DATSUN SUNNY 2 DOOR SEDAN
MODEL B10 ('68)












写真左
DATSUN SUNNY 2 DOOR SEDAN
MODEL B10 ('69)最終型
B10 4Dセダン 写真左
DATSUN SUNNY 4 DOOR SEDAN
MODEL B10-F ('66)初期型












写真左
DATSUN SUNNY 4 DOOR SEDAN
MODEL B10-F ('67)
B10 4Dセダン最終型 写真左
DATSUN SUNNY 4 DOOR SEDAN
MODEL B10-F ('68)












写真左
DATSUN SUNNY 4 DOOR SEDAN
MODEL B10-F ('69)最終型
VB10 写真左
DATSUN SUNNY VAN
MODEL VB10 ('66)初期型












写真左
DATSUN SUNNY VAN
MODEL VB10 ('68)
VB10最終型 写真左
DATSUN SUNNY VAN
MODEL VB10 ('69)最終型
B20 サニトラ 写真左
DATSUN SUNNY TRUCK
MODEL B20 ('67)初期型












写真左
DATSUN SUNNY TRUCK
MODEL B20 ('68)
B20サニトラ最終型 写真左
DATSUN SUNNY TRUCK
MODEL B20 ('69)最終型
KB10 初代サニークーペ 写真左
DATSUN SUNNY COUPE
MODEL KB10 ('68)初期型












写真左
DATSUN SUNNY COUPE
MODEL KB10 ('69)
〜〜〜主 要 諸 元 表〜〜〜
寸  法 項目 B10-S B10-SAF VB10-S B20 KB10
車両全長 3,800 3,800 3,800 3,815 3,770
車両全巾 1,445 1,445 1,445 1,450 1,445
車両全高 1,345 1,345 1,385 1,385 1,310
ホイルベース 2,280 2,280 2,280 2,280 2,280
トレッド(前) 1,190 1,190 1,190 1,190 1,190
トレッド(後) 1,180 1,180 1,180 1,180 1,180
最低地上高 160 160 170 170 160
重 量 車両重量 2ドア   625
4ドア   645
675 645 615 675
乗車定員及積載量 5 5 2/400 2/500 5
性 能 最高速度 135 135 130 130 140
最小回転半径 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0
エ  ン   ジ  ン 形式 A10 A10 A10 A10 A10
種類 ガソリン ガソリン ガソリン ガソリン ガソリン
シリンダー数及配列 直列4気筒 直列4気筒 直列4気筒 直列4気筒 直列4気筒
サイクル 4 4 4 4 4
弁配置 頭上弁式 OHV 頭上弁式 OHV 頭上弁式 OHV 頭上弁式 OHV 頭上弁式 OHV
内径×行程 73×59 73×59 73×59 73×59 73×59
総排気量 988 988 988 988 988
圧縮比 8.5 8.5 8.5 8.5 9.0
最大出力 56/6,000 56/6,000 56/6,000 56/6,000 60/6,000
最大トルク 7.7/3,600 7.7/3,600 7.7/3,600 7.7/3,600 8.2/4,000
機関寸法 547×553×590 547×553×590 547×553×590 547×553×590 547×553×590
機関整備重量 91.5 91.5 91.5 91.5 92.8
B10型サニーの特徴・・・・昭和41年4月代119号日産サービス週報 ダットサンサニー1000紹介より抜粋
エンジン関係
A10型エンジンは新設計の高回転、高トルクの頭上弁式、水冷直列4気筒エンジンである
ハーフスカートのシリンダーブロックを採用し、またアルミ鋳物を多くしようして軽量化を計っている
エンジンの高速化を計るため
  1) 5ベアリング カムシャフトを使用している
  2) カムシャフト位置を高くして短いプッシュロッドを使用している
  3) 5点支持のロッカ シャフトを使用している
高性能化を計るため
  1) オーバ スクエア、ショート ストロークエンジンとして大口径のバルブを使用している
  2) 燃料配分の良い特殊形状のマニホールドを採用している
カートリッジ式オイル フィルターを採用している
ビスカス タイプのエア クリーナ エレメントを採用している

シャシ関係
クラッチはダイヤフラム スプリング(皿バネ)を採用、操作は機械式としている
フロント サスペンションは横置き板バネ使用によるウィッシュ ボーン タイプを採用している
リヤ サスペンションは非対称式平行半楕円板バネおw採用している
ファイナル ドライブはハイポイド ギヤを使用、減速比をB10型は4.111、VB10型は4.375としている

※抜粋ですが、現在の自動車産業における技術原点ではないでしょうか?
排ガス規制時に補機類が大幅変更されましたが、機関はこのA10型エンジンが基本になります
A10とA12型の大きい違いはクランクシャフトの支持に違いになり
A10は3点支持となりA12は5点支持となりさらに高速化対応が計られました
B10型に搭載されたマニアル トランス ミッションはF4W56型が搭載されていますので
F5C56A型なら無加工で搭載可能かもしれません
ファイナルはH145型なのですでにノンスリは廃盤となっています
搭載には大手術が必要です
エンジン部品ですが
カムシャフト、プッシュロッド、ロッカー回り、ガスケット類はサニトラ用でOK
ピストンはオーバーサイズが入手不可能なので流用するか、何もしないですね
横置きリーフはこれからのテーマなんで、また作業したら報告します

ダットサン サニー1000 スポーツの紹介 B10-T KB10 Sports Option Parts
B10のスペシャルパーツ B10のスペシャルパーツ エンジン
B10のスペシャルパーツ キャブ B10のスペシャルパーツ レースパーツ
日産自動車スポーツ相談室昭和44年12月発行のオプションカタログです
4ページにわたりレース用及ラリー用パーツが掲載されています
日産部番が明記されていますが、現在入手は困難です
現在、サニトラ用部品もニスモで壊滅状態です
今後は流用が流行っていくんじゃないでしょうか
ダットサン サニー クーぺ オプションパーツ紹介
カタログに載っている数々のオプションパーツ B10型サニーの大きな特徴は
セダンとクーペでは各所の仕様が異なります
クーペのみ別格の扱いになります
エンジン性能は↑のKB10の欄を見てもらえば分かります
外装では前後のバンパーがクーペは専用形状です
トランクに飾られたオーナメントも専用です
余談ですがこのオーナメントを給油口に間違われます
実は給油口はこれまた専用設計でリヤナンバープレート内に
隠れています
鍵を右に回すとトランク、左に回すとナンバーが開きます
内装ではインストルメントパネルが異なります
貴重な物ばかりです この時代にこれだけのオプションがあるのはビックリです

昭和44年の10月以降のサニークーペには
デラックスオプションの一部が標準装備となります
(45年1月からはB110が発売になります)
取付られたデラックスオプションとは
レーシングミラー(今で言う砲弾ミラー510とは共通でない)
 アルミ製つや消し塗装です
フロントグリルカーバッチ(グリル左下に付く)
 通常セダンにはセンターにSマーク)
タコメーター(7000rpm)
木製ステアリング(センターSマーク/ホーンマーク無)
木製シフトノブ(センターSマーク/シフトパターン無)
セーフティーベルト(前席のみ2点式シートベルト)
ヘッドレスト(全席のみ)
ライセンスプレートリム
オルゴール付き方向指示器など
オプション部品に関しての記述は昔、人に聞いたことなので、メーカーオプションでなく、ディーラーオプションかも知りません
いずれにせよ在庫調整のために取り付けられたようです
また余談で申し訳ないですが、サニー用にオートアンテナがオプションでありました(多分510も同じもの)
カタログには帝國電波扱いとなっていました
もう大部前の話で自分がニッサンサニーで働いていた時ですが部販の人に詳しい人がいてそれはクラリオンだと言うことでした
早速、工場長が電話してくれました
そしたら内容の分かる方がいまして在庫をみてくれたら数本ありますとのこと、注文も部販をとうして親切に対応して頂いたことを
覚えています、しかし3年はもたなかったのはもったいないことしました
まだ在庫あるかわかりませんがアメリカ製のものなら510や30Zで手に入るはずですよ
B10復刻版!!


そして2枚目の写真の左下に写っている
マフラーカッターデュアルブースターを復刻させました